GW初日、いつもお世話になっているショップから連絡が有り、ロシアのTV局が日本でウラルに乗るオーナーを取材したいとのこと。
海外TV局の取材なんて滅多に出来る経験ではありませんから是非参加することに。
なんでもウラル生産国のロシアでは、サイドカーは貧民の乗り物的なイメージがあるらしく、民主化して経済発展の進んだ現在ではあまり売れていないらしい。
かつて日本でもオート三輪やサイドカーが庶民の乗り物として活躍したした時代があったように、ロシアでも乗用車が一般化してサイドカーは過去の遺物となっているのでしょう。
日本ではそれが一回りして趣味性の高い乗り物として一部の愛好家に親しまれているわけですが、当のロシアではそれが奇異に映るようです。
取材に来たのはアジア系ロシア人の男性1人、日本語が達者で撮影、レポート、インタビュー全て1人でこなします。
集合場所から近くの湘南平まで移動。
ロシア人取材者には自分のウラルの側車に乗ってもらいました。
サイドカー初体験の取材者曰く、「エンジンの音や焼けたオイルのニオイがリアルに感じられて良いですね」との感想でした。
焼けたオイルのニオイについては本来するべき物ではないのですけど...
シリンダー下側から滲んだオイルが熱で焼けているのは事実です。
↑ 異様にウラル密度の高い湘南平
集まった多くのウラルオーナーと素材撮りやインタビュー大会が始まります。
雑談しながらのんびり取材していたので、9時集合から取材が終了したのは16時頃になりました。
↑ インタビューを受ける中の人。(写真提供 芝崎モータース)
本国ロシアでどのように放送されるか知る術はありませんが、オモシロ外国人的な扱いになっていなければ良いなと祈るばかり。
一応、日本で言うところのNHK的なTV局らしいですよ?
梅村 丹八 URL 2016.05.12(木) 12:47 修正
毎度です、梅村です・ω・
貧民の安道具=農耕馬の機械版っすかね
それに対しては四輪は高い「道具」
それがステータスになるのかは不明ですが、、、
アタシ的にも車は単なる「道具」ですし
趣味性を追求して初めて、稀少で難儀な側車付き機の良さが認知される、ってトコですかね~?