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ウラルのタイヤ

2025.10.05

ウラルのタイヤにD608を常用していますが、リアとフロントの減りはそこそこ早いものの、側車輪に至っては負荷が低いためかほとんど減りません。
とはいえ2018年から履き続けているこのタイヤもそろそろ限界ですね...

↑経年によるヒビやタイヤ溝の深さも次回の車検に耐えられるレベルではないでしょう。

ロシアライドや下道日本一周でユーラシア大陸(極一部)や日本の沿岸を踏みしめた思い入れあるタイヤですがお別れの時期が来たようですw

D608の19インチは元々軽二輪のフロント用でウラルに使うのはまったく適していないのですが、5000円台で買え注文した次の日には届く入手性の高さでチョイスしていました。
しかし昨今の物価高でウラル標準のDUROとの値段差は極わずかです、敢えてこのタイヤを選ぶメリットは今やほとんどありません、次のタイヤどうしようかなぁ。

カトラリー搭載

2025.05.24

年々暑くなるのが早くなり、5月下旬ともなると立ち寄ったコンビニでついついアイスを買ってしまいます。

↑ チョコミン党。

車上で食べるアイスは格別なのですが、タダで付けてくれる木製のスプーンでカチカチのアイスを食べるのは困難だったりします。
そこで一般的なカトラリーを船に常備してアイスに限らずちょっとした食事をまともな食器で食べられるようにする計画です。

100均などでコンパクトで使い勝手の良さそうなモノをチョイス!↓

分割式の箸も追加してコンビニの使い捨てカトラリーに頼らず食事が出来るようになりました、エコですね♪

特にスプーンは熱伝導率の高いアルミ製のアイス専用も入れてあります。

水が使えない環境でも使い終わった食器を拭き取れるようにウェットティッシュも常備してあります。

多少荷物が増えても全然気にならないのはサイドカーならでは!QOD(Quality Of Drive)爆上がりです。

側車輪カラー実装!

2024.11.27

先日設計した側車用強化?カラーが上がってきました。

↑ 図面通り良く出来ています、無駄にクロモリ鋼ですw

ホイールハブを分解してベアリングやカラーを一旦取り除き、強化カラーに置き換えました。

↑ かなりの肉厚ですね、期待値が高まります!
交換後、試験走行しても特に変化は感じられませんが、長期的にはきっと良い仕事をしてくれると信じております。

初回確認

100kmほど走行したので初期的な不具合が無いか状態を確認しました。

特に摩耗は感じられずほぼ組み付け時のままですね、走行距離を重ねてどのような結果になるか期待です!

側車輪カラー考察

2024.10.12

ウラルの側車輪に掛かる横荷重が苛烈なためか、側車輪のカラーがかなりのスピードで摩耗するのはウラルあるあるのひとつです。

カラーの摩耗が進むとホイールナットが緩みホイールにガタが出るためシャフト自体を損傷したり、ディスクブレーキのモデルではキャリパーのセンターがずれてディスクローターのフロートピンが脱落するトラブルなども起きます。

↑ 削れて短くなったホイールハブのカラー(右)

なぜ削れるのかを考えると、カラーの当たり面が極端に薄いことが考えられます、元々肉薄な設計なのに面取が大きく入っているため当たり面が狭いのです。

これを改良して面圧を減らせば摩耗の速度が減るのではないかと考え、独自の強化カラーを製作することにしました。

↑ カラーの当たり面を多くするためには外径を大きくする必要がありますが、径を大きくするにはフタ状の部品も拡張しなくてはなりません。

また、カラーの外径を大きくすると、本車後輪に付かなくなるので側車専用となりタイヤローテーション出来なくなるデメリットがあります。

↑ 本車後輪はスプラインの内径が26mm程度なので太いカラーは付けられない

これについては元々減ったタイヤを交換する主義でローテーションはしないので運用に困ることは無いと考えました。

さて、部品を発注して試してみますか。

まいにゅーぎあ

2024.08.24

長距離ツーリングなどの時にトランクに積んでいたモバイルブースターの内蔵バッテリーが膨らみ、ハマグリ状態になっていました。

まぁキャブレターのウラルはキック始動出来るので、点火装置が動作する電力が残っていれば始動は出来るのですけどね。

実際このモバイルブースターも行きずりで困っていた自動車を2台救援しただけで自分のために使った事はありませんw

とは言え持っていると安心なので次の機種を何にしようかとAmazonを眺めていたところ、最近のモバイルブースターはエアインフレータの機能も付いているじゃないですか!

これなら自分のためにも十分役立ちそうなので早速入手しました。

丁度スペアタイヤのエアが抜け気味だったので使ってみたところ、ヴヴヴヴヴ!とかなり五月蠅くはあるものの設定した空気圧でピタッと止まりなかなか便利じゃないですか!

足踏みや手押し式と違ってバルブの位置を気にせずホースを接続できるのでトランクからスペアタイヤを下ろすことなく空気を入れられるのはとても良いです。

モバイルブースターとして買ったものの、当面はエアインフレータとして活躍しそうです。

しかし人力ポンプも積んだままにしておきます、この手の電動機器はいざという時動かないことあるからね...

ウラルでナニ運ぶ?

2024.07.06

ウラルでホームセンターに立ち寄り、店内の商品を眺め回していたところ、竹箒の販売コーナーが目にとまりました。

自宅の庭から道路に落ちる大量の落葉を掃くのに良いかな?
値段も安いし。

って事で竹箒を購入。

そんな衝動買いにも対応できます、そう。ウラルならね!

お買い物Express

2024.04.13

月一更新は死守したい所ですが、まぁ10年も乗っているとネタがありません。
なので近所のお買い物でお茶を濁しますw

とある工具が欲しくなったのでツールカンパニー ストレートへ。
どちらかというと関西なイメージの工具専門店ですが、横浜(と呼んで良いのか?)にも店舗があります。

関東ではアストロプロダクツの方が店舗が多く自宅から気軽に行ける距離に2店舗あるのですが、会員価格を適用すればストレートの方が若干安いのです。
サイドカーで行くとなまじ荷物が積めるだけに余計な工具を買ってしまいそうなので要注意!

自制して目的のブツだけ買った帰り道、4月にしては気温が高くコンビニで今期初アイスの実績を解除したのでした。

これから暑くなるとウラルにも人にもきびしくなりますねぇ。

東京モーターサイクルショー

2024.03.22

今年も招待券を頂いたので東京モーターサイクルショーに行ってきました。

我らがウラルブースはアドベンチャーを意識したダイナミックな展示方法で年々見栄えが良くなってますね!

この他アジアクロスカントリーラリーに出場したモデルと試乗が出来るモデルの計3台が展示されていました。
7-8年前、1区画のブースでやっていた頃がすでに懐かしいです。

↑ダブルピースで調子に乗るおじさん。

以下2フロアに渡る広大な会場を歩き回って見つけたサイドカー達

↑ ロイヤルエンフィールドブースのサイドカー
ウラルと同様にクラシックスタイルのバイクを扱う同社ですがサイドカーは販売しておらず参考展示。

↓ サクマエンジニアリングのサイドカー展示

ウラルの日本法人が出来る前はウラルと言えばサクマ!なサイドカー界の重鎮ですね、毎年趣向を凝らした車両を持ち込みパッと見の外見ではわからないところに手が込んでいたりします。

他にも警視庁ブースに白バイサイドカーが展示されていたようですが、前を通ったにも関わらず気付かず。
無意識に警察を忌避しているようですw

そんな感じでビックサイトの会場をクタクタになるほど歩き回りました、後でスマホの万歩計みたら1万5千歩ぐらい歩いたみたいです。

ところで、現行のウラルは近代化のコストアップとドル高の影響も加わり乗り出しで400万円近い価格です、利便性などを自動車と比較するとよっぽど拘りがない限り手が出ない車両になってしまったのですが、相変わらず変わってない部分もあります。


↑ レンズカバー等のネジが未だにマイナスネジ!
旧ソ諸国の工業製品はマイナスネジが多く使われており、水がたまらず錆びにくいとか適当な工具で締緩出来る等のメリット?を高級車となった今も引き継いでおります。
そしてよく見るとсделано в россии。
カザフ製になってもロシアの部品は使われている様子です、完全な脱露は難しいか...

クラッチ板考察

2024.02.26

昨年の夏、10年目にしてクラッチ板のスプラインが舐めて初ドナドナとなったわけですが、遅かれ早かれ誰の車両でも起きうるウラルのウィークポイントでもあります、ぶっちゃけ3万キロ程度でスプラインが削れて走行不能になるのは不具合以外のなにものでもありませんがね...。
以前はドライブシャフトのスプラインが数千キロで舐める不具合があったのですがそれについては対策されたのでクラッチの方も同じようにどうにかして欲しいところです。

では現状どうにかして長持ちするように出来ないのか!
クラッチ板のスプラインはギアボックス側のシャフトも削るのですが、その削れ方が興味深い。

スプラインは段のついた削れ方になるのが一般的ですが、弓のような弧を描いた削れ方になっています、おそらくクラッチを切ったり繋いだりする際に並行に移動しているのではなく味噌すり運動をしているのではないかと考えられます。
クラッチ板のスプラインが薄く自由に動いてしまうからではないかと、そしてこれが摩耗を加速するわけです。

んじゃスプラインの当たり面が広い単板式にしたら良いんじゃね?

↑アリエクなどで販売されている中華単板クラッチ。
スプライン部は厚くダンパーも付いてなんだか良さげです。(そもそも中華製品のクオリティに疑問はあるけどw)

ただ残念ながらこのクラッチ板は試してみた先人がいて現行のウラルには取り付けられないことがわかっています。

↑赤丸で示す部分の盛り上がりにクラッチダンパーのバネ部分が当たってしまうのです。

しかしこれは部品をひとつ作ることによって回避できそうな気がします。

標準のクラッチ板2枚+インターミディエイト板を合わせた厚さは16mm、対して中華単板は14mmの厚さみたいです。(先人の実測値)
2mmの差がありますからその分オフセット出来るはず...

つまり図のように2㎜内側にオフセットしたスラスト板を作ればダンパーがギアボックスに当たる問題を回避できバネの張力も標準同等に出来るのではないかと?

単板にしたことでクラッチ滑りの問題は起きないかとか実際にやってみないと判らないことだらけですが理論的には出来そうなのでぜひやってみたいですね。

原因判明

2023.09.09

ギアボックスが壊れたとか適当なことをぬかしておりましたが、フタを開けてみればド定番、「クラッチスプラインの摩耗」でした。

↑クラッチライニングはとてもキレイですね

↓エンジン側プレートはやや残っているもののギア側プレートはほぼツルツル(これはエンジン側)

クラッチのスプラインが減ると加減速時にショックが出ると聞いていたけれど、そんな変化は微塵も感じませんでした。
もしかするとこのときのミューン音がそうだったのかもしれませんね。

まぁギアボックス分解に至らず安価に早く対処できて良かった良かった。

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