2018.07.01
特に壊れたわけではありませんが、スターターモーターを交換しました。
2016年モデルから新型のスタータが採用されており、これに変えることで何か変化はあるのか?
いや、むしろ改善のための部品変更だろうし、なにより大阪のSさんと名古屋のHさんが良いものだと言ってた!
と、いうことで「何が変わったのか」を調べるべく新型スターターを入手しました。
↑ 入手した新型スターター(左)と取り外した旧型スターター(右)
ひと回り小型になっていることがわかります。
重量を調べたところ、旧型4.1kgに対して新型は3.9kgと200gほど軽くなっています。
質感も全体的に向上しており現代的な感じがしますね。
まずは旧型のスターターを調べてみます。
ボディに貼られたラベルからウクライナ製であることが判りました。
2013年2月の製造ですから割と新しい部品です...
末端のカバーにはメーカー名であろうЭЛЕКТРОМАШ(エレクトロマシュ)の刻印が有ります。
それにしても鋳物の質感といい、ベークライトを使った絶縁体といい2013年製の部品には到底見えません、ソ連時代から変わらぬ作りなのではないでしょうか?
さらに分解してみます。
↓ ローター
↓ 整流子は円盤形
↓ ステーターコイルと奥にあるブラシは4極
↓ ギアを打ち込むソレノイド
いずれも油分はほとんどなくカラカラですw