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2014夏ツー 4日目

2014.08.15

早朝舞鶴のホテルを出発して舞鶴東ICから福井方面に進みます。
時間がたつほど雨の確率が高くなる予報なので、初めから合羽着用で少々不愉快です。
外から雨で濡れるのも、内側から汗で濡れるのも大差なかったりして・・。

案の定、高速に乗ったとたん本格的に雨が降り出し、濡れた路面と対面通行(1車線高速)が相まって生きた心地がしませんでした。
最近開通したばかりの舞鶴若狭自動車道の小浜-敦賀間は水捌けが良く比較的快適でしたけど。
敦賀で北陸自動車道に合流し2車線になるとようやく自分のペースで走れるようになり一安心です。

鯖江・福井を通過して丸岡ICで高速を降り、海岸線を目指します。
目的地は聖地、坂井市三国町です!
あ、いや、某アニメ的なものじゃなくてウラル乗りとしての聖地であるウラルジャパンを表敬訪問するのですよ?

ナビを頼りに海岸線に近づくと、倉庫や工場が点在する閑散としたところに誘い込まれました。
ナビは目的地への到着を示しています。

え、これがウラルジャパン?

建物の入り口にウラルジャパンの文字は一つもなく(有)ミハイルカンパニーの表札と夏期休業の予定を記すお知らせが貼ってありました。
どうやら日本とロシアの物流を行うミハイルカンパニーがウラルジャパンの実態みたい。
無造作に積まれたウラルのパレットがウラルジャパンであることを主張しています。

新型のインジェクションウラルや鈴鹿の試乗会で乗ったと思われるウラルがいたりして、許可を得てじっくり見学したかったですね。
無許可で敷地をうろつくのも気が引けるので、早々に退散して海沿いに東尋坊へ向かうことにします。

やや、ウラルマラソンの旅行記で紹介されていた日露貿易振興組合の建物を発見!

路肩にウラルを停めて中を覗き込むと2人のロシア人がいました。
ウラルのものと思われる部品やタイヤも見受けられます。
「ずじぇーしー うらるじゃぱん?」と訪ねるとда!да!と頷き見覚えのある人物が出てきました、整備主任のアナトリー氏です。
以前、鈴鹿の試乗会で会った事がありますが、まぁ覚えてないですよね。

「えーた もーい うらる!」路肩のウラルを指さすとアナトリー氏は事務所から出て私のウラルを観察し、特にZRXのスイッチボックスに興味を示した様子。
日常会話が出来るほどロシア語がわかるわけではないのでそんな感じで里帰りを果たすことが出来ました。

ウラルジャパンから数キロ走って東尋坊に到着。
小学生の頃以来2度目の訪問です。

頭の中で流れる火サスのテーマ
断崖の縁に立って下を覗き込むと吸い込まれそうな気分になります。

しかし、鳥取砂丘でもそうでしたが、お盆休み真っ盛りの観光地はどこも人であふれています。
情緒が全くありませんね、特に中国語や韓国語が聞こえてくるとゲンナリします、なんであんなに声がデカいんだろ?

東尋坊を散策した後は再び北陸道で石川県へ進み、千里浜のなぎさドライブウェイにやってきました。
3年ほど前に別のバイクで来たばかりなのですがせっかくここまで来たからにはウラルでも走っておくべきでしょう。

前回来たときは満ち潮のためか車線の半分ぐらいまで波が打ち寄せており、対向車と離合するのが困難な感じでしたが今回は余裕をもって2車線分ありました。特にウラルの場合海水の耐性が心配ですから助かります。

羽咋から氷見まで能登半島を横断して本日の泊地富山に到着。
天気が悪化する予報なので予定を前倒したためまだ15時です。
ホテルのチェックイン時間よりも早く着いてしまい、富山駅周辺を散策して時間をつぶします。

富山の薬売りにちなんで「ケロリン」の風呂桶と晩飯用に駅弁と鱒の寿司を買いました。

機動力というバイク最大の利点をスポイルしたサイドカーですが、バイクじゃ風呂桶は持って帰れないですからこの辺がサイドカーのアドバンテージかな?

本日の走行距離 335km
明日は早起きしてひたすら帰宅する行程。