塗装済みの箱を早速船に取り付けます。
ほぼ新車の船に穴を開けるのはちょっと躊躇してしまいますが、乗り潰すまで付き合うつもりなので気にせずドリルを突き立てます。
まずは失敗しても目立ち難い左側から。
養生テープで塗装面を保護して、ホルダーを何処に付けるべきか探ります。
後にこの養生テープが大変な事態を引き起こす事になるとは・・・
ギアアップには船の前縁にバンパーが着いており、これを避けるためにホルダーを若干浮かせなくてはなりません。
しかも船の側面は平面ではなく、緩やかな曲線になっていますから、スペーサーカラーもテーパー加工する必要があります。
現物合わせで6個のカラーを作成しました。
↑ とりあえずこんな感じで片側の取り付け完了!
↓ ハンドルを船側いっぱいに切っても当たらない絶妙な取り付け位置です。
反対側も対称になるように取り付けます。
マスキングテープで取り付け位置をバミってから同じようにホルダーを取り付けました。
ウラルの船のパネルは1mm厚の鋼板です。
ポンチを打つとパネル全体が凹む可能性があるのでケガキ針でマーキングしてから1mm程度の極細いドリルで下穴を開け、その後3mmのドリルで穴を拡張。
ステップドリルで一気に目的のサイズに広げました。
そして完成!
↑ 箱装着バージョン
↓ ジェリカン装着バージョン
TPOに合わせて付け替えできる素敵な仕様になりました。
箱が着いて一気に野暮ったくなりましたね。
いっそのこと銃架でも取り付けるかなぁ?
ところで養生テープで起きた大変な事態とは・・・
なんと養生テープを剥がした際、ペリッと塗膜も剥がれちゃったのでした。
養生テープ程度の粘着力で剥がれる塗膜とか、ロシアクオリティの片鱗を垣間見た気がします。
その後のバミはより粘着力の弱いマスキングテープに切り替えて作業しました。