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キャブレターインシュレーターアダプター取り付け

2026.01.10

先日作成した中華キャブレターインシュレータアダプタを取り付けます。

↑ 取り付け自体は設計通り何の問題もありませんが、シリンダーのネジ穴結構角度付いてるのね。
垂直にしようとすると左右で別々のデータが必要になるのでまぁいいかな?実用上の問題は無いし...

↑ インシュレータの取り付けも問題なし!
ぶっちゃけ中華インシュレータの方が純正インシュレータより取り付け部の段差は少ないです。


↑ キャブレターの取り付けも概ねOK。
概ねというのはやはり6mm厚みが増えたことでブランチパイプの取り付けが若干苦しくなります。
まぁエアを吸うほどズレるわけではありませんが、負荷が掛かっているのは良くないですね。

しばらくこの状態で運用して問題なく使えるか検証しましょう!

キャブレターインシュレーターアダプター製作

2025.12.25

中華インシュレータを取り付けるためのアダプタを設計します。
前回の計測値を基に3D CADソフトでちょちょいとモデリング。

↑ 微妙なネジ幅のためどうしてもネジ頭とインシュレータが重なるためあまり薄くできず6mm厚になってしまいました。

モデルが出来たら早速CNCで切削します。
最近は中華加工屋とかに安く発注できるのですが、そこは自分で削らないとね♪


イイ感じに削り上がりました、これをもう1つ作ります。↓

削っただけの状態だとエッジが鋭く危険なのと表面に加工油などがついていたりするのでバレル研磨機で表面の調質を行います。
このバレル研磨機も自作品です。

右がバレル研磨機を掛けた後の状態、梨地仕上げの渋い質感になります、最近はアルミバフ掛けのピカピカよりもこっちの方が好みです、歳のせいでしょうか?

仕上げにアルマイトを掛けます、こちらも赤だの青だのカラーアルマイトより素材の色を生かした白アルマイトが最近の好みです。

アルマイトの掛かり具合は電気抵抗で調べます、しっかりアルマイトが掛かっていると酸化皮膜により導通しません。

通導無くイイ感じですね♪


さっそく中華アダプターを取り付けてみます。

机上の設計通りで一安心、次回ウラルに取り付けて実証実験です!

キャブレターインシュレーター考察

2025.12.06

最近キャブレターのインシュレーターにヒビが入り、吸気の脈動に合わせてパクパクしていることに気づきました。

最後に交換したのは確か2019年なので5年以上経ってますね、さもありなん。

と、言うことで交換を検討するのですが、昨今の地政学的状況のせいでウラルのパーツの入手性はあまりよくありません。
末永く維持していくためには純正以外のパーツを流用するなど代替案を検討する必要があるかもしれませんね。

っということでみんな大好きアリエクスプレスから汎用インシュレータを入手しました。

↑ 左:ウラル純正 右:中華汎用インシュレータ
ウラル純正は数千円しますが中華汎用品は500円でおつりが来るレベルです、品質も思っていたほど悪くなくとりあえず使えそうな感じがします。
取り付けネジ穴のピッチとネジ径が違うのが惜しい!
これを何とか使えるようにすれば部品供給の問題を気にせず使い捨て感覚で運用出来そうです。

どうやって取り付けるか考えるべく、とりあえず吸気ポートの形状やネジピッチ実測します。

↑ ウラルのネジピッチは57mm 中華汎用インシュレータは60mmです。
たった3mmの差でポン付けできないのは惜しいのですが、アダプタを作ることで使えるようにはなるはず...


↑ 微妙な差のせいでアダプタを作るにしても位相をずらさないといけませんね、こんな感じかな?

んではアダプタを設計していきましょう! 楽しくなってきた!

俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画3 組み込みとその後

2025.09.04

作成したクラッチレリーズを早速実車に取り付けました。

設計通り、純正よりも容易に差し込むことが出来かといってユルくもない絶妙なクリアランスです。
独立した溝にOリングを収めたのも正解だった様子。

↑まぁ外から見ても何が変わったかなんてわかりませんね...

クラッチの切れや繋がりに違和感を感じることはなく、いたって普通です、色々考えて設計&製作した割りにあまりも地味。


約ひと月ほど百キロ強走った頃合いで初期状態確認を実施。


Oリングからのオイル漏れや滲みもなく今のところ良好です。
一旦取り外して状態を目視確認するも、全く異常なし。

この先も要観察ですが、スラストベアリングとOリングが国内で手軽に入手出来るようになった安心感は格別です。

ひとまず「俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画」は大成功といって良いでしょう、やったね!

俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画2

2025.08.17

ミスミから部品が上がってきました!

当然ながら提出した図面通りの寸法。
切削痕などの加工傷はほぼ無く、ぶっちゃけ純正部品より見た目は良いです。


費用削減のためクラッチアーム逃げ止めのすり割りが未加工なので追加工します。

自作のCNCフライスで加工している様子↑
剛性不足で難しいかと思っていましたがSS400ならそれなりに削れるようで一安心。

予め用意しておいたベアリング・止め輪・Oリングをフィッティングしていきます。

↑ロッドチップの構造はこんな感じ。


↑組み立て完成図、3D CADの設計通りで満足な仕上がりです。

クラッチリリースシリンダーのOリング取り付け。

↑ こちらも設計通り、Oリングの潰し率10%強にうまく設定出来ました。

今のところ想定通りに部品が組み上がり順調です、次回装着!

俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画

2025.07.02

先日分解したクラッチレリーズ機構。
Oリングの潰し率が高く挿入しずらいためイライラするのは自分だけでは無いはず...。

2013年式のウラルではOリングを1つの溝に2つ使ったダブルリング仕様になっていますが、装着時に無理矢理押し込むと溝から逃げたり捩れたりすることがあり組み付け中に傷つけてしまうことがあります。
また、Oリングのサイズも国内で流通する規格では無く、特殊なサイズであるため純正品をメーカーから取り寄せねばなりません。
このご時世部品の流通も滞り気味でOリングのような消耗品はなるべく国内で調達したいところです。

ついでにウラルの隠れたウィークポイントの1つであるスローアウトベアリングも一般的な部品が使えるようにできれば良いなぁと。
標準ではSKFのBA7を使用していますがメーカー純正部品として入手すると8,000円ぐらいするのでこちらも国内で入手出来る汎用品にしたい!

これらの課題を克服し、メンテや消耗品の交換が簡単にできるように部品を再設計するのが「俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画」です!(大げさ)


-要件定義-
まずは使う部材を検討します。

・Oリング
可能ならそこらのホームセンターでも買えるP規格にしたい、しかしクラッチリリースシリンダーの径に合うサイズは線径が2.4mmになってしまうため、ミスミやモノタロウで入手しやすいAS568規格の製品からチョイスする。

・スローアウトベアリング
従来よりウラルのカスタムに使われているスラストニードルベアリングAXK0619を採用する。(中華品なら数百円で買える)

-設計-
使う部材に合わせてクラッチリリースシリンダーとロッドチップを3D CADで再設計します、とは言っても純正部品のサイズを正確に計測してそれを基準に少し改変するだけです。


↑ 部品構成図と断面図
クラッチリリースシリンダーはOリングの潰し率が10%強程度になるように溝を設計、独立した溝2本にすることで組み付けし易くする。
ロッドチップはベアリングの穴に合わせた軸にすると加工しろが取れないためネジ留めから止め輪方式に変更する。

-製作-
丸物は自宅の工作機械では作れないのでミスミのMeviyに依頼する、クラッチリリーススライダーのスリ割り部分を含めるとコストが上がるためそこだけ自分で加工する、これにより3,000円ぐらい単価が下がる。


すでにMeviyにデータを送ったので20日後の完成が楽しみ!

クラッチレリーズ点検

2025.06.28

最近クラッチの入り切りをしていると、エンジン付近からガラガラという振動を感じるようになってきました。
非常に微細な振動で走行に支障は無いのですが、この振動なんとなく身に覚えがあります。

と、いうことでクラッチレリーズ機構を分解して確認!

パーツリストで言うところの「ロッドチップ」に組み込まれたスラストベアリングが怪しいです。
すでに一度ベアリングの破損でSKFのBA7からハーレーダビッドソンのスローアウトベアリングに交換した経緯があるのですがそれが破損したのでしょうか?


↑ パッと見では問題なさそうですがよく見るとワッシャー(ベアリングレース)の表面がフレーキングを起こしています。
おそらくコレによって排出された金属粉や表面の荒れによって振動が発生しているのではないかと推測。

幸いベアリング自体が破損している形跡は無いので、ベアリングの清掃とワッシャーの面研で対処できそうです。

ニードルを使用したスラストベアリングは耐荷重自体は高いものの、内周と外周の径の違いから常にスリップしている状態であり、ワッシャーに掛かる負担が高いのかもしれませんね...。

トノカバーのアレ交換

2025.04.20

サイドカートノカバーのアレを交換します。
ウラルユーザーのほぼ100%が経験しているであろうゴムがビロビロに伸びて用をなさなくなるアレですw
※古いウラルのトノカバーはゴム留めではなく革製のタブだったりします。

 ↓伸びてビロビロになったアレ

中華仮想アキハバラことAli expressを検索するとそれらしい部品が見つかったので早速輸入しました。

 ↑ 一生分ありそうw

ゴム紐を挟み込んで閉じるだけですから特に難しい施工ではありませんが、ゴム紐の柔らかさと太さの兼ね合いが判らないので現物合わせで試すしかありません。

 ↑ 柔らかめのゴム紐なら3.5mm、硬めなら3mmぐらいが良さそう。
その硬め柔らかめの基準も曖昧なのですが...

ところで「伸びてビロビロになるアレ」ではさすがに困るので正式な名称を調べる事にします。

 ↑ よく見るとタブに刻印が!

ウラル純正品のタブには「YKK」「LE01STU」と刻印されており日本の大企業製であることが判ります。
LE01STUで調べるとYKK Americasのサイトがヒットしますね!
それによると「コードストッパー&コードエンド」という分類になっていますからそのように呼称すれば良いかと、実際これらのワードで検索にもヒットします。

まぁ、新しく買わずとも構造を理解して丁寧に分解すれば再利用することが可能です。

 ↑ ツメの部分に薄いカッターの刃などを差し込み少しこじれば簡単に開きます。

組み立て前の部品を見て構造を知った上での結果論ですがゴム紐だけ買えば良かったですねw

アナログスピードメータの電子化計画2

2025.01.09

少しずつ作業を進めドラム式距離計をステッパーで動かす実験。
机上実験では時速1,400km/hで走っても脱調せずに動くw


目指せ!ウラルでマッハ超え!

アナログスピードメータの電子化計画

2024.12.19

現在2017以降の電子メータに換装して特に不具合は無いのですが、興味本位で「ウラルの古いアナログメータを電子化する」にチャレンジしたいと思います。
ウラルみたいなレトロチックなマシンにはオールドスタイルのメーターの方がお似合いですから、いつか今使っているメーターが壊れたときのために準備しておこうかと。


↑ ウラルビレッジの村長さんから使っていないアナログメーターを譲って頂きました。
自分の年式(2013)よりも古いタイプのデザインですね、とは言え内部構造に違いは無いと思うので早速分解して確認します。

中を開けるとスピードメーター部は電磁誘導とぜんまいバネの釣り合いを利用した言わば電圧計、距離計はギア比1:1000に減速してドラムを回す構造であることが判りました。
1:1000はメーターワイヤー1回転1mというわかりやすい規格ですがこれはロシアの工業規格ГОСТ 1578-76によるものです。


スピードメーターの指針、距離計のドラムそれぞれにステッピングモーターを仕込んでマイコンで制御する予定、特に急ぐ計画では無いのでアイデアを出しながらゆっくり進めていきます。

↑ 開発中の様子。
計測値をそのまま指針で示せば良いだろうと簡単に考えていましたが、自然になめらかに見える制御は意外とノウハウがいるようで一筋縄にはいきませんね...

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