ヘッドライトを除いたすべての灯火をLED化したと喜んでいましたが、1灯だけ忘れているところがありました。
ヘッドライト内のポジション球です。
H4バルブに無理やり抱きつかせたようなポジション球は4wの白熱球。
これを約0.2wのLED球に交換します。
左:純正 4w 右:白色LED 0.2w
数値的には1/20という圧倒的な低消費電力ですが、元が4wとたいしたことないので自己満足の領域です。
若干暗いし・・・。
ん~ あと交換出来そうなのはメーター内の照明でしょうか?
ロシアンサイドカー ウラルなブログ
ヘッドライトを除いたすべての灯火をLED化したと喜んでいましたが、1灯だけ忘れているところがありました。
ヘッドライト内のポジション球です。
H4バルブに無理やり抱きつかせたようなポジション球は4wの白熱球。
これを約0.2wのLED球に交換します。
左:純正 4w 右:白色LED 0.2w
数値的には1/20という圧倒的な低消費電力ですが、元が4wとたいしたことないので自己満足の領域です。
若干暗いし・・・。
ん~ あと交換出来そうなのはメーター内の照明でしょうか?
グリップヒーターを付けて以来、電気回りの状況が判るようになりました。(グリップヒーターのコントローラに電圧計がついているため)
それによると少しでも走行している限りは充電されており、軽自動車並みの大型ジェネレータの効果に感心するのですが、渋滞や信号待ちなどアイドリングでブレーキを掛けた状態だとバッテリーから供出されていることが判りました。
なにせブレーキランプは左右合わせるとヘッドライトとほぼ同じ電力を消費していますからね。
と、いうことで先日のウィンカー球につづいてテール&ブレーキランプのLED化を行うことにします!
これを某SNSで話題にしたところ、販売店の旦那から「ウラルのリア回りはプラスとマイナスが逆だから気をつけてね~」と重要なアドバイスを頂きました。
半信半疑で本車側のレンズを外してみると・・・
↑ 本当に電球の接点がグランド、ソケット部がプラスになっています。
おそらく少しでも部品を減らして合理化したかったのでしょう、1枚の板バネがブレーキ球と尾灯の接点を兼ねています。
極性の無い白熱球ならではの作りですね。
このままではLED球が付けられませんから、接点がプラスになるように改造します。
まずは独立した接点にする必要があるためソケットを交換。
↑ アキバで買って来たBA15sのソケット
純正のソケットは設計が古く見るからに信頼性が乏しい感じがするため日本製ソケットを調達しました。
それを使って接点がプラス、ソケット側がマイナスになるように配線。
これで極性のあるLED球も問題無く付けられます。
使用するLED球は白色6wのBA15s
点灯中のLED球を撮影するとホワイトバランスが崩れ、暗い部屋のように見えるほど高輝度です。
さっそく本車に取り付け点灯させてみたところ、視認性に問題は無さそうです。
側車側にもBAY15dタイプのLED球をとりつけます。
こちらは極性の問題は無く純正球と交換するだけの手軽さです。
これでヘッドライトと計器のランプを除くすべての灯火がLEDになりました。
電力の消費量は1/4以下になったんじゃないかなぁ?
これで都市部の渋滞にも多少強くなったハズです・・・。
もはやオフシーズンな気がしなくもないですが、グリップヒーターを取り付けました。
↑ 購入したのはエンデュランスのHG120
液晶表示付きのコントローラが付いており、ヒーター未使用時には電圧計として機能してくれます。
このグリップヒーターは薄型なのが売りなのですが、一般的なゴムのような柔軟性は無く、プラスチックのパイプといった感じです。
(もちろん手に触れる面はゴム張りですよ!)
おかげでハンドルに差し込むのは容易ではありません、一度装着したら破壊しないと取れないような気がします。
ケーブルの位置に注意を払って一発勝負で叩き込まないといけません、一般的なグリップ取り付けに使用する石けん水とか通用しないですよ!
一般的なグリップサイズの120㎜を購入しましたが、ウラルのグリップはもっと長いみたいですね、スイッチボックスとグリップの隙間が少し気になります。
電源はお手軽にメインキーから拝借。
ただでさえ混沌としたヘッドライト裏側がさらにカオス度を上げました。
早速ご近所を走って動作を確認すると、左側はハンドルバー自体に熱が伝導してしまうためか、若干温まり方が鈍い感じがします。
一度温まってしまえば汗ばむほどHOTです。
もうエンジンヘッドを触って手を温める必要はありません!
設置場所がだいたい決まり、フォグランプのON・OFFを行う方法を考えます。
そこそこの大電流が流れるのであまり長い配線にはしたくありません。
それでいて手軽に操作できる場所とは・・・
・・・ポクポクポク チ~ン!
船の左側面、運転中に手が届く位置にスイッチボックスを設けることにしました。
スイッチはコレを使用します。
↑ 男のロマンミサイルスイッチ。
せっかくなのでサーチライトも本車側から操作できるように回路を組みます。
法律や操作性、安全性を考えると次の条件を満たさなくてはいけません。
・2灯同時の点灯禁止
・船の外側のスイッチはメインキーOnでないと機能しない
・船の内側のスイッチはいつでもサーチライトを点灯可能
以上を考慮してこんな回路が出来ました。
んで実装。
キーオンの検出は側車の車幅灯で行うことにします。
こうすれば、本車側の配線をいじることなくHID化できますからね!
↑ 車幅灯の黄線にリレーを駆動するラインを接続します。
熱収縮チューブ・コルゲートチューブを使って配線・・・
あらかじめスイッチボックスも組み立て済みです。
船に穴を開けてスイッチボックスのベースプレートを仮止め。
スイッチボックス固定ボルトの貫通穴を利用して船の内側に配線を引き込みます。
船に既設のヒューズブロックと接続して電源とグランドを確保!
これで本車側に一切手を加えること無くメインキー連動の電源を得ることが出来ました。
いつかETCなどの電装をつけられるように、拡張性も確保してあります。
着座位置からスイッチを見るとこんな感じ。
フォグランプの設置はこれで完了です。
HIDなのでとっても明るいですが、カットラインのハッキリ出るプロジェクターランプですから目つぶし光線になることは無いと思います。
サイドカーはその特殊な形状ゆえに、身の危険を感じることもあります。
なにせ遠目にはライトが点いた本車ばかりが目立ちますから、だいぶ近づいてからサイドカーであることに気付くことがあるわけです。
普段町中でサイドカーに出会うことなんてほとんどありませんから尚更ですね。
特に夜は認識しづらくなるため突進してくる車に驚くこともしばしば、少しでも危険を回避するために灯火を追加することを検討しました。
灯体は中華の安いプロジェクターフォグにしました。
これにHIDを組み込んでその明るさで自車をアッピールするのだ!
HIDのバラストは船のステップ下に収納することにします。
t3.0のアルミプレートを切り出してベースプレートを作成しました。
ステップを固定するボルトを利用して取り付けます。
バラストはこんな感じに取りつけます。
ベースプレートからつり下げるように灯体を固定してとりあえず点灯試験・・・
うん、申し分ない明るさですね、設置場所はここに決定!
地上高250mmもなんとかクリアしているので車検も問題無いでしょう。
ようやくハザード化の見通しが立ちました。
ウラルみたいなマイナー車両は情報が少なくっていけませんね、現物を確認しながら自分で調べるハメになります。
後付けのスイッチを追加せずにスマートにハザード化するべく、レフトスイッチボックス自体をハザード対応のものに交換することにしました。
↑ ZRX(後期)のスイッチボックスとコネクターハウジング、端子を用意しました。
ZRXのスイッチをチョイスしたのは元々内部の構造が判っているためです、当方カワサキフリークなもので・・・w
新品が簡単に入手出来るという理由もあります。
ウラル純正(上)とZRX(下)のレフトスイッチボックスの比較。
ハーネスの長さはほとんど同じなのでコネクター部を交換するだけでうまく行きそうです。
ちなみにウラルのスイッチボックスはイタリアDomino社製みたいです、意外と良い部品使ってますね。
ZRXスイッチボックスに着いているコネクターは切断して、端子を圧着していきます。
クラッチスイッチやウィンカーポジションなどのいらない配線も切除しました。
URAL純正のスイッチボックスの配線を調べ、同じ結線になるように端子をハウジングに組み込みます。
完成したレフトスイッチボックスをハンドルバーに取り付けます。
ハンドルバーに回り止めの穴を開けてしっかり固定しました。
それにしてもウラルのハンドルバーは肉厚です。
あとはハーネスをハンドルに沿わせてヘッドライト裏側に引き込みカプラーを繋ぐだけで完成です!
ウラルにはハザードが付いていません。
路肩に停車する際あまりにも危険なのでハザード化を検討しています。
その準備としてウィンカー球をLED化します。
白熱球のままだと最大84wの大電力を消費しますからバッテリーが心配です。
LEDは7WのBA15s アンバー色をチョイス。
純正が21wですから約1/3の電力になります。
ウィンカーリレーもLED対応の物に変更します。
↑中華フラッシャーユニット500円くらい。
純正は3極式ですが、2極式にしました。
マウントするためのブラケットはアルミ板を切り出して作成しています。
また、LED化するとウィンカーインジケータが正常に動作しなくなります。
ダイオードを使って整流し、これもLEDにしました。
↑ SMD型の高輝度LEDと整流ダイオード、抵抗で左右どちらのウィンカーが動作しても点灯するように組み立てました。
グランド配線を新設しています。
純正のインジケータは電球の交換が出来ない仕様です。
躊躇なくケースを切断して作成したLEDのインジケータに置き換えました。
↑ LED球はヘッドライトに引けを取らない輝度があります。
とりあえずこれでウィンカーのLED化は完成!
次回、レフトスイッチボックスを改造してハザード機能を盛り込む予定です。
あ、ウラルの新車保証規定には電装の改造をすると保証は無くなると明記されています。