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牽引の可能性

2017.02.26

先日ウラル仲間と相模原のstage21さんに行ってきました。
ウラルによる牽引の可能性を調べるため、キャンピングカーなどの特殊車両を扱う専門店にお邪魔したのでした。

戦時中のサイドカーの写真を見ていると、牽引装置を付けたサイドカーをしばしば見かけます。
これと同じようなことが出来れば、積載量の多いサイドカーでさらに多くの荷物を運ぶ積載チャンピオンになれますね!

実際、URALで牽引するためのトレーラーヒッチもいくつか販売されており、ウラルジャパンからも引くことが出来ます。
↓ ウラルジャパンで扱っているものと同型のヒッチ

URAL of NEW ENGLANDでは450ドルほどで販売しています。

これを取り付けたウラルで試しに軽トレーラーの「幌馬車くん」を牽引してみることに...

軽枠いっぱいなのでかなりデカく、ウラルとほぼ同じ大きさがあります。

連結はヒッチボールにカプラーオン!

トレーラーのバランスが良いため大きな車体にも関わらずヒッチ部の垂直荷重は20kg程度。
ジャッキが付いていますが、使わずとも一人で簡単に連結できます。


↑ トレーラーを連結するとかなりの車長になります。
ウラル2台分より長く、後ろが全く見えません。
背の低いトレーラーにするか、船に補助ミラーを付けるなど工夫が必要です。

そもそも非力なウラルで牽引するのは実用的なのか?
敷地内で実際に牽引して感触を掴んでみます。

結果、意外と普通に引けていてビックリです。

とはいえ日本の道路は坂道だらけですから道を選ばないと厳しいケースが考えられます。
軽枠いっぱいのトレーラーではなくもっとライトなトレーラーの方がウラルには合っていると思いますが、車検を通さなくてはいけない関係上、トレーラーのシャーシはおいそれとワンオフ出来るものでは無く、すでに実績のあるシャーシを使用して上物だけ変えるのが一般的です。

自動車で牽引するサイズのトレーラーだと文字通り「荷が重い」かな?