最近暑くなってきたものの、以前ほど油温が上がることが無くなったのでキャブの燃調を見直します。
購入当初はちょっと渋滞にハマるだけで120℃を超え、逃げ場の無い高速道路の渋滞では140℃まで上げたこともありましたからね...
オイルクーラーを設置したり、それに伴い大容量オイルポンプにしたり、新型オイルパン&ストレーナーにしたり色々油温対策をしたのでどれが効いているのか自分でもよくわかっていませんw
メインジェットも1段濃いめにしていましたが、そもそも油温が上がるのはアイドリングやトロトロ走行などメインジェットとはあまり関係の無い領域なので昨今のガソリン高騰対策も兼ねて標準状態に戻すことにしました。
↑燃費はインジェクションに劣るものの、自由に燃調が変えられるのはキャブの特権です。
交換作業自体は難しい物ではなく書くことも無いのですが、キャブレターのジェット類は必ずキャブメーカーの純正品を使うようにしています。
サードパティーのセットものを価格につられて買ってしまった事がありますが、番手が同じでもメーカー純正とは微妙に異なりセッティングにハマった経験があるためです、ジェット類は高くても純正品!
キャブ分解ついでに状態を観察します。
↑ オイルキャッチタンクがよい仕事しているのか、エアクリから流れ落ちたブローバイを吸いやすい左キャブは驚くほどキレイです。
↑ キャブの底にもほとんどゴミはありません。
燃料タンクの状態は良く、燃料フィルターも機能しているようです。
ところでキャブレターのフロート室には常に一定量のガソリンがたまっています。
ヤクルト一本分ぐらいありそうな量なのですが、一週間も乗らないでいるとフロート室のガソリンはカラカラに乾いており燃料コックをPRIにしてガソリンをキャブに落とすのが始動の儀式です。
左右合わせて一週間で100ccぐらいは蒸発してるのか...
そう考えると割とバカに出来ない量ですね、もったいない。
リッター13kmぐらいの燃費でしたがこれで少しでも改善するとよいなぁ。