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足でバックギア

2016.02.14

先日、サイドカーの集まりに参加したときのこと。

車両を並べるためサイドカーを移動する知人の所作を見ていると・・・

なんと!先ほどまで前進していたのに何の操作もなくいきなり後退を始めたではありませんか!
あまりにもさりげなかったので一瞬気づきませんでしたが、タネを明かせば足でバックギアを操作しているとのこと。

ニュートラルを出して左手でクラッチを握ったまま股間に手を伸ばしバックギアを操作するのはお世辞にも格好良くありません。
ただでさえサイドカーがバックすると驚かれるのに、ノールックでバックギアの切り替えが決まれば最高にクールです。

ぜひあの技を習得しなければ!

と、言うことで自宅前の道路で意味も無く前進、後退を繰り返し足でバックギアを操作することに成功しました。

海外ではタンク横のレバーで操作するキットが売られていますが、足で操作できればハンドルから手を離す必要がありません。
特に出庫時など始動直後でエンジンが不安定なときにスロットルから手を離すと、アイドリングが持続せずエンストすることがしばしばありましたからこの技を習得すればそれも解消されます。

マイナーな乗り物だとこの手の裏技?を仕入れるのに一苦労です。
やはりネットだけでは伝わらない情報を得られるオーナー同士のオフ会も大切ですね!

2015走り納め

2015.12.31

ネタ切れ感が否めず、マンスリー更新すら怪しくなってきましたがちゃんとウラルで走ってますよ。
走り納めは遠回りしつつ近所のスーパーへ。

今年の夏ツーは別のバイクで行ったのでウラルの走行距離はあまり伸びませんでしたが、事故無く1年過ごせてなによりです。

年末の空いた道路だと20km走っても油温80℃に達せずオーバークール気味、オイルクーラーは効果覿面の様子。

ホイールリムの不具合

2015.11.17

海外のファンサイトやSNSでは以前から話題になっていましたが、アルミリムに亀裂が入り、最終的には割れてしまうトラブルが相次いでいる様子です。

以前、「April 2012」の刻印があるリムに対してメーカーがリコールを出した事を覚えている方も多いことでしょう。

しかし、今回の亀裂騒ぎは該当の年式よりも新しいモデル、それこそインジェクション化後のモデルでも発生しており、Googleの画像検索で「URAL rim split」とワードを入れるだけなかなかスリリングな状況を知ることが出来ます。
ハイスピードで走行中にこんな状態になったら命の危険に関わる事態です。

当初は運の悪い車両もあるもんだなぁ、ぐらいの他人事に考えていましたが、行きつけのバイクショップにお邪魔した際、「クラック入ってるよ~」と自分の車両にも忍び寄る危機を指摘されたのでした。
まぁ、4000kmほど本車後輪に使用してスペアと交換したホイールだったので差し迫った危機ではありませんでしたが…。
ホイールのクラック1
ホイールのクラック2
ホイールのクラック3
↑ 全部で5カ所ほどクラックが発生していました。
特に林道走行とか片輪走行とかハードな走り方はしていません。

それから目を皿のようにして残る三輪を観察すると、側車輪の1箇所にも極めて微細なクラックを発見。
リムの材質に起因したクラックではなく、スポークを組む作業でニプルをオーバートルクで締め付けることにより発生した施工ミスによる原因のようです。

ぎりぎり保証期間内でしたので2輪ともクレーム交換で対応。
すべてのホイールを外し、スポークの再調整をショップにお願いしました。

2013モデル以降のアルミホイールは高確率でクラックが入っていると思われます。
命に関わる事態に発展する可能性もありますから、随時観察して早期発見に努めていただきたいところですね。

一年経過

2014.11.16

ウラルを購入してから1年が経過しました。

他に4台のバイクを持っているのであまり走行距離は伸びないと思っていましたが、高速を走れることも手伝って4000km強となりました。

不具合はほとんどなく、敢えて言えばウィンカー球の接触不良による不点灯とチューブのズレぐらいでしょうか。
巷のWebサイトで得た知識ではトラブルが頻発し、それを愉しむバイクだと思っていたので意外です。

この1年の間には色々な所に行きました。
江ノ島や橫浜、箱根といった近場から焼津・京都・徳島・境港・舞鶴・富山など日本中を走り回り楽しい記憶となっています。

ウラルのカスタムも進み、フォグの追加、前照灯を除くすべての灯火のLED化、ハザード化、グリップヒーター装着といった電装系の改善から、箱の追加などエクステリアの拡充、オイルフィルタースピンオン化キットの導入と、1年の間に目覚ましい変化を遂げました。

今後も色々と手を加えながら、いろんな所に行きたいですね!

ウラルの購入をお考えの方へ
今のウラルはほとんど不具合無くとても良いものです、買っちゃえ買っちゃえ!

ウラルの実用性?

2014.09.06

今でこそ趣味性の高い乗り物と思われているサイドカーですが、その昔は側車なしのバイクを単車と言うくらいサイドカーは一般的な乗り物でした。
自動車社会となった今でもその利便性は失われていないと考えております。

ご近所のスーパーマーケットにウラルでお買い物♪
ちなみにロシア語でもスーパーマーケット(Супермаркет)で通じます、道ばたの売店はキオスク(Киоск)お店という意味ではマガジーン(Магазин)ですね。

原付スクーターと自転車の駐輪場が別にあるためバイクの駐輪場はいつもスカスカです。
おかげさまで特に文句を言われることなく手軽に駐めることが出来ます。

スーパーで買った食材や生活用品はトランクにドーン!

多少大きな荷物だって船に投げ込めば大抵の物は運べます。

まぁ自動車の方が天候に左右されず居住性が高いのは間違いないですけど・・・。
バイクよりは買い物向きの乗り物と言えるかもしれません。
なにより運転して楽しいですからね!

便利アイテムの作成

2014.08.24

近所のホームセンターで木材を買ってきました。
50mm角の集成材とラワンの薄板で500円ほどです。

30cmぐらいに切って組み合わせます。

接合面にラワンの薄板を貼り片側を斜めにカットしたら便利グッズの完成です!

制作時間は小一時間といったところでしょうか。
本当は2x4材があれば加工の必要なんてほとんど無かったんですけどね。
残念ながら近所の中途半端なホームセンターには置いてありませんでした。
郊外の大規模なコメリとかビバホームが羨ましいです。

さて、どう使うかと言うと、こう使います。

↑ 後輪を乗り上げさせてからセンタースタンドを下ろすと・・・


↑ 一人でも簡単にセンタースタンドを掛けることができます。

渾身の力を込めても一人でセンタースタンドを掛けるのは困難ですから、こんなちょっとしたアイテムで楽に掛けられると今までの苦労がウソのようです。

軽量なラワンと集成材を使用しているのでジャッキと供に箱の中に装備すれば出先でのトラブルにも対応しやすくなりますね!

まぁ、こちらのYoutube動画のパクリなんですけど。

ぜひこちらもご覧あれ!

自主運用ETC

2014.08.18


サイドカーでの実績が乏しく情報の少ない自主運用ETC。
あまり多くは語りませんが、今回のツーリングでも一度もトラブル無く利用できました。

以下覚書。
-----------------------------
鳴門IC IN
鳴門北IC OUT IN
鳴門本線下りTG
水島IC OUT IN
早島本線下りTG
米子IC OUT
舞鶴東IC IN
丸岡IC OUT
金津IC IN
金沢東IC OUT
平湯TG
松本IC IN
大月IC OUT
-----------------------------
今回のツーリング以外では
横浜町田IC IN OUT
厚木IC IN OUT
平塚TG IN OUT
小田原TG IN OUT
六ツ川TG IN OUT
横須賀IC OUT IN
衣笠IC OUT
日の出IC OUT
高尾山IC OUT IN
茅ヶ崎中央TG
茅ヶ崎TG
浜松西IC OUT
伊勢IC IN
大紀本線TB
南紀田辺IC IN
泉佐野TB
南芦屋浜TB
高石TB
港北IC IN
保土ケ谷TG
新保土ヶ谷TG
狩場TG
大井本線TG
習志野本線TG
潮来IC OUT
佐原IC IN
圏央厚木IC IN
都留IC OUT
御殿場IC IN
茅ヶ崎海岸IC IN
相模原IC OUT
相模湖IC IN OUT
松本IC OUT
富山IC IN
福岡本線TG OUT IN
飛騨清見IC OUT

も実績有り。

オイルフィルター考察

2014.07.24

先日芝崎モータースにおじゃました際、オイルフィルターを譲ってもらいました、
オイルの交換は2回もしているのにフィルターの交換はまだだったりします。
初回のオイル交換と同時にフィルターも新しくするのが一般的なのですが・・・。

買ってきたオイルフィルターとシール類↓

交換作業は次の休日にでもすることにして、まずはロシアの怪しいフィルターを観察します。

キリル文字の並んだラベル。
いつの時代の孔版印刷機を使っているのか、掠れているし2色の版下はかなりズレています。

ラベルを剥がして現れたフィルターエレメント↓

非常にシンプルな紙フィルターです。
まぁ、スピンオンのカートリッジ式だって缶を剥けば紙フィルターな訳ですから性能を疑うわけではありませんが、目詰まりした際のバイパス機構のようなものは一切付いていません。

同時に購入したオイルシールは初めからバリだらけです。

恐るべしロシアクオリティ!

ところでラベルの怪しいキリル文字には何が書いてあるのでしょうか?
幸い少しだけキリル文字を読む事が出来るので意訳してみました。

↑ ラベルを日本語にするときっとこんな感じです。
訳が正しければ「西欧の濾紙を使用している」という売り込み文句らしきものが見て取れます、ロシアにも欧米コンプレックス的なものはあるんですかね?(アールストローム社の濾紙を使用しているみたいです)
なにげにISO 9001の認定を受けているようですが、откの印や製造日の記入が省略されているところを見ると、品質管理が守られているか怪しい感じがしますね。

生産者であるアフトアグレガト社のWebページはこちら


巻いてみたw

練習見学

2014.07.20

新たなウラル仲間が出来たとの事で、芝崎モータースの初心者講習にお邪魔してきました。
ほんと文字通り邪魔しかしなかったので、受講者には申し訳ない・・・。


なんか最近サイドカーの存在が普通になってしまい、ウラルが数台集まるという異常事態にもなれてしまいました。

たまに初心者がドキドキしながら運転している姿を見ると、初心に帰れて良いです、慢心から来るミスでいつか大きな事故を起こしかねないですから。

芝崎モータースでは南極の氷でお茶をごちそうに。

数万年前の大気の気泡を体内に取り込みました!
味は無味無臭で至って普通の氷ですが、とても貴重な体験をさせてもらいました。

貴重ついでにお店にゴビがいた!

実物を初めて見ましたがデザート迷彩もなかなか良いですね!

エンジンオイル

2014.06.22

2000kmを超えてしばらくたつので2回目のオイル交換をしようと思います。
しかしウラルに適合するような硬めなオイルは少ないですね。
エコカーブームなこともあり、ホームセンターなどで安売りしているオイルは5w-30とか比較的低い粘度がほとんどです。

適当な安いオイルがないか検索しているとRAMCOなる聞いたことがないブランドのオイルを見つけました、4Lで1680円とかなり安く1Lあたり400円強。
シェブロンが入手困難な今となっては最安オイルかもしれません。
ラージオイルパン3Lとギアボックス1Lでちょうど使い切るのも良いですね。

安いなりに品質が悪いと困りますから少し調べてみたところ大阪の櫻製油所というところが製造しているみたい。
一応日本のメーカーの様子ですから大丈夫なんじゃないかなぁ、と。
巷ではペンシルバニア産の鉱物オイルが良いといわれてますけど。

今まで使っていたバルボリンはSNでしたがRAMCOはSLなので若干グレードが落ちますが、もはやオイルのグレードってスーパーサイヤ人の強さ並みにインフレ起こしてますからほとんど違いは感じられないんじゃないかな?と考えています。

来週晴れたら交換しよう!
オイルフィルターも変えたいなぁ。

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