設置場所がだいたい決まり、フォグランプのON・OFFを行う方法を考えます。
そこそこの大電流が流れるのであまり長い配線にはしたくありません。
それでいて手軽に操作できる場所とは・・・
・・・ポクポクポク チ~ン!
船の左側面、運転中に手が届く位置にスイッチボックスを設けることにしました。
スイッチはコレを使用します。
↑ 男のロマンミサイルスイッチ。
せっかくなのでサーチライトも本車側から操作できるように回路を組みます。
法律や操作性、安全性を考えると次の条件を満たさなくてはいけません。
・2灯同時の点灯禁止
・船の外側のスイッチはメインキーOnでないと機能しない
・船の内側のスイッチはいつでもサーチライトを点灯可能
以上を考慮してこんな回路が出来ました。
んで実装。
キーオンの検出は側車の車幅灯で行うことにします。
こうすれば、本車側の配線をいじることなくHID化できますからね!
↑ 車幅灯の黄線にリレーを駆動するラインを接続します。
熱収縮チューブ・コルゲートチューブを使って配線・・・
あらかじめスイッチボックスも組み立て済みです。
船に穴を開けてスイッチボックスのベースプレートを仮止め。
スイッチボックス固定ボルトの貫通穴を利用して船の内側に配線を引き込みます。
船に既設のヒューズブロックと接続して電源とグランドを確保!
これで本車側に一切手を加えること無くメインキー連動の電源を得ることが出来ました。
いつかETCなどの電装をつけられるように、拡張性も確保してあります。
着座位置からスイッチを見るとこんな感じ。
フォグランプの設置はこれで完了です。
HIDなのでとっても明るいですが、カットラインのハッキリ出るプロジェクターランプですから目つぶし光線になることは無いと思います。