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油温計装着

2014.06.29

夏が近づき油温が気になる今日この頃。

以前、BMW乗りが信号待ちで都度エンジンを切っているのを見て「エコ精神旺盛だなぁ~」とか思っていたのですが、ウラルに乗り初めてからアレはエンジンの加熱を防ぐために行っていたのだなぁと今更理解しました。

足下が低温やけどしそうなほど熱気ムンムンな空冷エンジンですから油温管理には気をつけたいところです。

油温計にも色々ありますが、ウラルのレトロ感を損なう恐れがあるのでなるべくならデジタルメーターは付けたくありません。

そこでオイルフィラーに差し込む方式の油温計を取り付けられないか検討しました。

まずはフィラーキャップを計測します。

↑ ノギス上23mmと計測されましたが、公差が激しいだけで実際には24mmが正解なようです。

そしてネジピッチ

↑ ピッチは1.5で間違いなし。

ウラルのフィラーキャップ(ディップゲージ)の規格は M24 x P1.5 x 235 と判明しました。
しかし、日本国内にこんな規格のオイルフィラーキャップをもつ車両はありませんし、売ってもいません。

なかば諦めかけていたところ、ドイツのRRというメーカーの温度計に適合する製品があることを突き止めました、インターネットって便利だなぁ。

さっそく個人輸入で取り寄せ5日程度で到着、勤勉なドイツ人にダンケシェン!


↑ う~ん機能美、ドイツの技術は世界一ィィィ! です。
RRの油温計はゲージを保護するオイルに浸されているのが特徴的なのですが、計測部が200mmを超える製品には入っていない様子です。(マニュアルに記載があります)

純正のディップゲージと比較。

まさにウラルのための製品みたいですね!
というか多分ウラル専用品です、あまりにもニッチな製品なので日本じゃ売られないわけだ。

ディップゲージとしても使えるように、パイプカッターを使って計測部に印をつけました。

さっそく装着してみます。
純正の板バネを使ったゲージと違って、計測部が曲がらないため少々差し込むのに難儀しますが、コツを掴めば大丈夫です。

なかなか格好いいじゃありませんか! しかも実用的。

装着後近所を5kmほど流してみましたが、油温計は86℃ぐらいを指していました。

満足満足!

オイル交換 2回目

2014.06.29

やっと雨が上がり日差しは夏の様相です。
午後からまた降るみたいだけど・・・。
っということで先週持ち越したRAMCOのオイルに交換してみました。

まずはエンジンオイル。
前回とほぼ変わらない感じです、若干の粘度低下がありますが1000km程度の頻度で交換していれば十分過ぎるかもしれません。

ドレンについた鉄粉は前回よりも少ないです。

次にギアオイル
こちらは排出したオイルにまだ透明感があり、ほとんど劣化していない感じでした、ブローバイガスが混じることも無いですからこんなものでしょうか?

↑ それでも鉄粉はそこそこ付いてますね。

結果、1リットル600円弱のバルボリンは至って普通に使えるオイルでした。


最後にファイナルギア
思うにオイル劣化の一番早い部位ではないでしょうか?
容量が100cc程度と少ないため、他のオイルより汚れやすいのは理解できますが、エンジンオイルと違って外部から混入するガスも無いのに透明感は失われ鉄粉だらけです。

↑ 1番もっさり鉄粉が付いています。
ファイナルギアについては、しばらく短いスパンでオイル交換した方が良いかもしれませんね。

次回のエンジンオイル交換はODOが3500~4000kmぐらいの頃に実施する予定です。