新型メーターを弄り倒して、ハード・ソフト共にほぼ機能を把握することが出来ました。
それにより判ったのは、市販汎用品のハードウェアにウラル用のソフトを組み込んだものであること。
温度計の機能や外部スイッチの機能は、途中で配線が切断されて無効化されています、すこし勿体ないですね。
↑保護チューブの途中で切断された未使用のワイヤー
さっそく実装の方法を考えます。
メーターのピンアサインさえ判ってしまえば電気的に結合することは難しくはありません、次のポイントが焦点になります。
・メーターの取り付け方法
・スピード信号の取り出し方法
・タコ信号の取り出し方法
従来のアナログメーター(以下旧型)は凵の字型の金具をメーター裏側のスタッドにナットで締め付けそのテンションでインパネに固定されています。
新型メーターの裏にも固定用のねじ穴はあるものの、旧型のメーターとネジ位置が違うので金具の流用はできません。
金具を自作するのも面倒くさい...
そこで新型メーターに付属している化粧カバーを加工して取り付けることにしました。
新型メータは旧型メータよりも薄く、そのままインパネに取り付けると若干視線が遠くなってしまいます。
旧型メーターからゴムカバーを切断したものを拝借して15mmほど浮かせて取り付ることで改善を図りました。
インパネへの固定は新型メーター付属の化粧カバーを輪切りにしてネジ部をうまく利用。
化粧カバーの方がインパネの窪みより大きく、そのままでは干渉して取り付けできないため外周を削って薄くする必要がありました。
↑ 加工した旧型メーターのゴムカバーと新型メーターの化粧カバー
実際にはいきなり15mmアップと決まったわけではなく、いくつかのサイズを作りしっくりくるものを採用しました。
概要図↓
装着するとこんな感じ。
なかなかスマートに取り付けできたと思います。
メーターの取り付けはひとまず完了して一安心、次はスピード信号の取り出しを考えます。