2018.02.24
グリップヒーターを仕込んでいるものの、手の甲が冷たくて仕方ない今日この頃。
少しでも寒さを軽減するためにハンドガードを装着してみることにしました。
チョイスしたハンドガードはZETAのアーマーハンドガードベンド。
その名の通り曲げることでハンドル外側の空間を確保し、いざというときにハンドルから手を抜きやすい構造になっています。
右側(スロットル側)は特に問題なく取り付けできます。
左側(クラッチ側)はクラッチワイヤーが干渉してポン付け出来ません。
樹脂部品を塗装しながらどうしようか考えます。
取り付け方法を考えた末に、部品を作ってステーの位置をずらす方向で進めることにしました。
CADで図面を引きCNCでジュラルミンを削り出します。
イメージ通りの部品が完成しました。
続いてアルマイト
電解→染色の工程を経てブラックアルマイト仕立てにしました。
こんな感じでステーの位置をずらして無事クラッチワイヤーとの干渉を回避!
グリップを貫通すると接着剤のはみ出したバーエンドがみすぼらしいのでこんな部品をモデリングしました。
3Dプリンタで出力してグリップにハメ込みます。
これにてハンドガードの取り付け完了!
バイクのカスタム部品は「付く」のじゃなくてあらゆる手段を使って「付ける」のですw
ハンドガードをつけると一気にレトロ感が失われ自分の好みとは少し離れてしまいましたが、寒さを防ぐためにはそれをうけいれねばなりません。
どうでしょ?