ヘッドライトを除いたすべての灯火をLED化したと喜んでいましたが、1灯だけ忘れているところがありました。
ヘッドライト内のポジション球です。
H4バルブに無理やり抱きつかせたようなポジション球は4wの白熱球。
これを約0.2wのLED球に交換します。
左:純正 4w 右:白色LED 0.2w
数値的には1/20という圧倒的な低消費電力ですが、元が4wとたいしたことないので自己満足の領域です。
若干暗いし・・・。
ん~ あと交換出来そうなのはメーター内の照明でしょうか?
ロシアンサイドカー ウラルなブログ
ヘッドライトを除いたすべての灯火をLED化したと喜んでいましたが、1灯だけ忘れているところがありました。
ヘッドライト内のポジション球です。
H4バルブに無理やり抱きつかせたようなポジション球は4wの白熱球。
これを約0.2wのLED球に交換します。
左:純正 4w 右:白色LED 0.2w
数値的には1/20という圧倒的な低消費電力ですが、元が4wとたいしたことないので自己満足の領域です。
若干暗いし・・・。
ん~ あと交換出来そうなのはメーター内の照明でしょうか?
夏が近づき油温が気になる今日この頃。
以前、BMW乗りが信号待ちで都度エンジンを切っているのを見て「エコ精神旺盛だなぁ~」とか思っていたのですが、ウラルに乗り初めてからアレはエンジンの加熱を防ぐために行っていたのだなぁと今更理解しました。
足下が低温やけどしそうなほど熱気ムンムンな空冷エンジンですから油温管理には気をつけたいところです。
油温計にも色々ありますが、ウラルのレトロ感を損なう恐れがあるのでなるべくならデジタルメーターは付けたくありません。
そこでオイルフィラーに差し込む方式の油温計を取り付けられないか検討しました。
まずはフィラーキャップを計測します。
↑ ノギス上23mmと計測されましたが、公差が激しいだけで実際には24mmが正解なようです。
そしてネジピッチ
↑ ピッチは1.5で間違いなし。
ウラルのフィラーキャップ(ディップゲージ)の規格は M24 x P1.5 x 235 と判明しました。
しかし、日本国内にこんな規格のオイルフィラーキャップをもつ車両はありませんし、売ってもいません。
なかば諦めかけていたところ、ドイツのRRというメーカーの温度計に適合する製品があることを突き止めました、インターネットって便利だなぁ。
さっそく個人輸入で取り寄せ5日程度で到着、勤勉なドイツ人にダンケシェン!
↑ う~ん機能美、ドイツの技術は世界一ィィィ! です。
RRの油温計はゲージを保護するオイルに浸されているのが特徴的なのですが、計測部が200mmを超える製品には入っていない様子です。(マニュアルに記載があります)
純正のディップゲージと比較。
まさにウラルのための製品みたいですね!
というか多分ウラル専用品です、あまりにもニッチな製品なので日本じゃ売られないわけだ。
ディップゲージとしても使えるように、パイプカッターを使って計測部に印をつけました。
さっそく装着してみます。
純正の板バネを使ったゲージと違って、計測部が曲がらないため少々差し込むのに難儀しますが、コツを掴めば大丈夫です。
なかなか格好いいじゃありませんか! しかも実用的。
装着後近所を5kmほど流してみましたが、油温計は86℃ぐらいを指していました。
満足満足!
やっと雨が上がり日差しは夏の様相です。
午後からまた降るみたいだけど・・・。
っということで先週持ち越したRAMCOのオイルに交換してみました。
まずはエンジンオイル。
前回とほぼ変わらない感じです、若干の粘度低下がありますが1000km程度の頻度で交換していれば十分過ぎるかもしれません。
ドレンについた鉄粉は前回よりも少ないです。
次にギアオイル
こちらは排出したオイルにまだ透明感があり、ほとんど劣化していない感じでした、ブローバイガスが混じることも無いですからこんなものでしょうか?
↑ それでも鉄粉はそこそこ付いてますね。
結果、1リットル600円弱のバルボリンは至って普通に使えるオイルでした。
最後にファイナルギア
思うにオイル劣化の一番早い部位ではないでしょうか?
容量が100cc程度と少ないため、他のオイルより汚れやすいのは理解できますが、エンジンオイルと違って外部から混入するガスも無いのに透明感は失われ鉄粉だらけです。
↑ 1番もっさり鉄粉が付いています。
ファイナルギアについては、しばらく短いスパンでオイル交換した方が良いかもしれませんね。
次回のエンジンオイル交換はODOが3500~4000kmぐらいの頃に実施する予定です。
2000kmを超えてしばらくたつので2回目のオイル交換をしようと思います。
しかしウラルに適合するような硬めなオイルは少ないですね。
エコカーブームなこともあり、ホームセンターなどで安売りしているオイルは5w-30とか比較的低い粘度がほとんどです。
適当な安いオイルがないか検索しているとRAMCOなる聞いたことがないブランドのオイルを見つけました、4Lで1680円とかなり安く1Lあたり400円強。
シェブロンが入手困難な今となっては最安オイルかもしれません。
ラージオイルパン3Lとギアボックス1Lでちょうど使い切るのも良いですね。
安いなりに品質が悪いと困りますから少し調べてみたところ大阪の櫻製油所というところが製造しているみたい。
一応日本のメーカーの様子ですから大丈夫なんじゃないかなぁ、と。
巷ではペンシルバニア産の鉱物オイルが良いといわれてますけど。
今まで使っていたバルボリンはSNでしたがRAMCOはSLなので若干グレードが落ちますが、もはやオイルのグレードってスーパーサイヤ人の強さ並みにインフレ起こしてますからほとんど違いは感じられないんじゃないかな?と考えています。
来週晴れたら交換しよう!
オイルフィルターも変えたいなぁ。
お世話になっている芝崎モータース主催の箱根大観山ツーリングに参加してきました。
しばらく続いた梅雨空はカラリと晴れ渡り、とても良いツーリング日和でした。
行きは湯本からR1沿いに上がって芦ノ湖から大観山へ、帰りは裏街道で御殿場に降りてから東名でワープ・・・
のハズでしたが、帰りの東名は20kmに迫る大渋滞。
オーバーヒートに怯えつつなんとか帰宅できたのでした。
足もとがものすごく熱かった。
結局8台のウラルが集まり、駐車場の一角は異様な光景になっていました。
他のオーナーのマシンを見ると、それぞれ独自のカスタムが施されており非常に参考になります。
ウラルで隊列を組んで走るのはちょっと興奮しますね!
(写真提供:芝崎モータース)
箱根でも注目度は高く、写真を撮られたりナンシー・イクラちゃん・ナンキロウの相手をしたりウラルは目立っておりました。
・・・しかしちょっと渋滞にはまっただけなのに先日の京都ツーより疲れた気がします。
本日の走行距離 183km
箱を取り付けミリチックなイメージがより増しました。
ところで、この箱の実用性はいかほどでしょうか?
鋼板製の箱はとても重く、1mm程度しか無い船のパネルに加重を掛けるのは良くない気もします。
ジェリカンにガスを入れた状態だと15kgほどの重量になりますから心配です。
と、いうことでより強固な固定方式になるよう検討します。
↑ まずは家に転がっていた3mm厚のフラットバーを切断。
グラインダーで整形と開先加工を行ってから部品を組み合わせて溶接しました。
ねじ穴を開けてから塗装します。
車体に傷が付かないように1mm厚のゴムシートを貼ってから装着!
うん。改良前よりだいぶ剛性が向上しました。
ちなみに改良前はこんな感じです。
↑ 大型の丸ワッシャで固定していただけでした・・・
実は昔の資料を参考にしてマネしただけなんですけどねw
塗装済みの箱を早速船に取り付けます。
ほぼ新車の船に穴を開けるのはちょっと躊躇してしまいますが、乗り潰すまで付き合うつもりなので気にせずドリルを突き立てます。
まずは失敗しても目立ち難い左側から。
養生テープで塗装面を保護して、ホルダーを何処に付けるべきか探ります。
後にこの養生テープが大変な事態を引き起こす事になるとは・・・
ギアアップには船の前縁にバンパーが着いており、これを避けるためにホルダーを若干浮かせなくてはなりません。
しかも船の側面は平面ではなく、緩やかな曲線になっていますから、スペーサーカラーもテーパー加工する必要があります。
現物合わせで6個のカラーを作成しました。
↑ とりあえずこんな感じで片側の取り付け完了!
↓ ハンドルを船側いっぱいに切っても当たらない絶妙な取り付け位置です。
反対側も対称になるように取り付けます。
マスキングテープで取り付け位置をバミってから同じようにホルダーを取り付けました。
ウラルの船のパネルは1mm厚の鋼板です。
ポンチを打つとパネル全体が凹む可能性があるのでケガキ針でマーキングしてから1mm程度の極細いドリルで下穴を開け、その後3mmのドリルで穴を拡張。
ステップドリルで一気に目的のサイズに広げました。
そして完成!
↑ 箱装着バージョン
↓ ジェリカン装着バージョン
TPOに合わせて付け替えできる素敵な仕様になりました。
箱が着いて一気に野暮ったくなりましたね。
いっそのこと銃架でも取り付けるかなぁ?
ところで養生テープで起きた大変な事態とは・・・
なんと養生テープを剥がした際、ペリッと塗膜も剥がれちゃったのでした。
養生テープ程度の粘着力で剥がれる塗膜とか、ロシアクオリティの片鱗を垣間見た気がします。
その後のバミはより粘着力の弱いマスキングテープに切り替えて作業しました。
加工したジェリカンホルダと箱を塗装しました。
まったく防錆処理されていない状態ですから、早めに塗装してサビサビになるのを防ぎます。
まずはパーツ単位に分解して加工時の金属粉と油を落としてから箱の内側を防錆塗料をローラー塗り、その他の部品は二液性ウレタンのプラサフをガン吹きしました。
上塗りは塗料屋で調色してもらったロックエースを使用。
ベースとなるカラーに5%ほどメタリックを加えましたが、フォレストフォグの色彩は再現できず・・・。
メジアムメタリックより粒子の荒いコースメタリックのほうが良かったのかな?
ガンは岩田のW101を愛用しています。
箱とホルダー2個ずつ、ジェリカン、キャニスターホルダーを塗るのに300gの塗料を使いました。
試しに箱の一部をコンパウンドで磨き込んでみたらあんまり良くなかった・・・。
いずれ塗り直してつや消しに戻さねば。
京都ツーとキャンプツーでそれなりに走ったので、車体を点検していたら側車輪のチューブがずれていることに気付きました。
特に空気圧が下がっているわけでもなく、規定通りの1.5kPaなのになぜずれたのか謎です。
んで、早速修正開始。
オフ車乗りにはわりかし有名な方法を試してみます。
1ジャッキでタイヤを浮かす
2チューブの空気を抜く
3サイドウォールを揉んでビードをゆるくする
4チューブをずらしたい方向にタイヤを空回しする
5ブレーキを急にかける
ズレ具合を見ながら4~5の作業を繰り返す
と、いう具合でタイヤを外すことなく修正完了!
DUROのタイヤは素手でもビートが落とせるくらい緩いので思いの他簡単に修正できました。
ズレやすい原因の1つかもしれませんね。
先日届いたジェリカンホルダーは在庫の兼ね合いから20Lのものを注文したのですが、20L缶は大型で重く船に付けるのはあまり現実的ではありません。
と、いうことで20Lのジェリカンホルダーを10L缶用に改造することにしました。
まずは10L缶とどれだけサイズが違うのか確認します。
現物合わせで切断・溶接して適当に辻褄を合わせました。
大体こんな感じでどうでしょうか?
本当はもう少し幅を詰めたかったのですが、近所のホームセンターには同じ規格の鋼材(20mm x 6mmのフラットバー)が売られておらず断念しました。
機会があれば改修することにして、とりあえず完成です!