記事一覧

サビ対策

2021.10.16

ウラルに乗り始めてはや8年目。
ぱっと見はきれいな状態を保っているように見えますが、よくよく観察するとそこかしこにヤレが目立つようになってきました。

特に困りものが塗装の下のサビです。
元々品質良いとは言えない塗装のせいか、塗装前の素材に付いていたサビが成長したのか塗膜がボコボコ浮いている箇所がチラホラと...
放っておくと鉄板に穴が空くほどのサビに成長してしまいますから早めの対処が必要です。


まずは浮いた塗膜ごとワイヤーブラシでガリガリとサビを削り落とします。
特に鉄板の継ぎ目は隙間から水が浸入し盛大に錆びています。
プラサフが塗られた形跡は無く素材に直接上塗りしているのも錆びやすい一因でしょうね...


サンドペーパで凹凸をならし、リン酸系の錆落とし剤で被膜を作ることで錆の進行を防止します。


本当はプラサフを塗ってから塗装した方が良いのですが、どうせ他の場所が錆びてまた剥がす事になるでしょうから比較的塗膜の強い2液性ウレタン塗料を直塗りしちゃいます。
最近のモデルは塗料にメタルフレークが入っていたり妙に凝っているため、全く同じ塗装を再現するのは至難の業ですが、塗料店に行けば遠目に近い色は出せるので500gぐらい作っておくと良いかと。


器具の準備と清掃が面倒くさいので刷毛塗りで。
8年も経つと多少の綻びは許せる寛容さが身につきますw

スポット的に塗装が浮いてる箇所がまだまだあるなぁ...
この作業は定期的なものになるハズなので、いつかのタイミングでイメチェンを兼ねて全塗装するのも良いかもしれませんね。
店によると思いますが、全塗の費用は20万円ほどで出来るようです。

ブランチパイププロテクタ

2021.10.09

「涓滴岩を穿つ」ギアチェンジの度に脛でこすられているためか、ブランチパイプの蛇腹部分が削れこのままでは穴が空きそうです、本来の言葉の趣旨とは逆でネガティブな意味ですけど...

エアクリ以降でエアを吸い込むと燃調のバランスを崩す可能性もありますから穴が空く前に何とかしたいですね。
この蛇腹タイプのブランチパイプは2013年モデルにしか使われておらず、遠からず調達不能になる気がしないでもありません。

とりあえずこれ以上削れるのを防ぐためにプロテクターの取り付けを検討します。

当初は金属板を巻き付けるか結束バンドで固定する事を考えましたが、後付け感が格好悪くなりそうなので蛇腹にすっぽりはまる部品を3Dプリンターで出力することにしました。

実測したポンチ絵を元に適当にモデリングします。

蛇腹にフィットするか確認するためのテスト出力を1つ作り、それを微調整して本番出力しました、我ながら見事にぴったりです(^^;

結束バンドなどの固定具を使用しなくても済むように、225°の円弧にしてすっぽりハマる構造です。
もう少し薄く作れば良かったとも思いますが耐久性とトレードオフですし、遠目には気づかないレベルなので良しとしましょう。

ちなみに3Dプリンターの出力には4時間ほど掛かりました...

ステンレススポークその後

2021.09.29

100km程度まではスポークの緩みをこまめにチェックしながらご近所を恐る恐る走っていましたが、初期の緩みもほぼ無くなり信頼性を担保できそうなので少し遠出も出来るようになりました。


すでに3タンクぶんほど走ってますから300kmは優に超えた事でしょう、河川敷の砂利にも突入していますからある程度負荷を掛けても大丈夫そうですね!

そろそろ側車輪とスペアもステンレススポーク化しても良さそうです。

サイドカーダッシュボード

2021.08.24

友人に預けた試作品が問題なく使えているようなのでサイドカーダッシュボードの型紙データを公開します。

等倍で印刷して利用下さい。
用紙がA2サイズと巨大なのでポスター印刷機能等を使用して分割出力するのが良いかと。

URAL_DB190307.pdf 111kB PDF形式

素材は3mm厚ぐらいの軟鋼板を想定しています(規格品3.2mm)、ホームセンターの資材コーナーで買えば700円ぐらいのサイズで3枚ぐらい切り出せるのではないかな?
5mm厚程度の木板を使うのも味があるかもしれませんね。

足下の圧迫感を感じず、邪魔にならないサイズを検討した結果7cm幅ぐらいに設定しましたが、図面の「フレームにより貫通する機器を取り付けられないエリア」には裏側に貫通する機器を取り付けられませんのでご注意を!
薄いゴムシートやスポンジシートを貼って傷が付かないようにすると良いでしょう。

下縁部には念のためモールを着けておきましょう、もしものとき搭乗者の足がスッパリ切れちゃうとイヤですからね。

また、ネジ部下の「しっぽ」は無くても問題ありません、素材の無駄も減らせますし切り出す手間も減るので切り飛ばしてしまって良いと思います。

DIYのお約束として自己責任でご利用下さい、このデータを使って作成した成果物を商売に使っちゃダメよん。

最後に他の車両での適合性を検証頂いた同士に感謝を!

ハブベアリング交換

2021.08.22

ステンレススポークを組み上げホイールの振れ取りをしていると、リアホイールのハブベアリングの1つがおかしいことに気づきました。

まぁこんな事もあろうかと予備部品は常に用意してあります!

↑ 5年近く出番が無く箱はボロボロですが...。

不具合のあるベアリングを取り外し様子を見てみます、オイルシールを外すと...

↑ 保持器の一部が転げ出てきました、コレが原因なのでしょうか?

さらに保持器を外して内輪・外輪・転動体に分割します。

↑ 内輪のレースにフレーキングが発生しており、汚れたグリースに混じって金属粉がポロポロと出てきました。

↑ 外輪のレースにも損傷が発生しています...

↓ 8個ある転動体のうち1つがボロボロです。

フレーキングが発生した位置はレースのセンターではなく片側に寄っていることから、スラスト方向の強いストレスから発生したと推測されます。
サイドカーは車体が傾かないためモロに横方向の荷重がかかるからさもありなん。
おそらくフレーキング発生→金属粉がレースに詰まる→転動体にムリな力が掛かる→保持器破損といった流れでしょう。

ベアリング自体は世界最大手スウェーデンのSKF製ですから品質に問題があったとは思えません。

NTN製のベアリングに交換しましたが今後も同様の症状が発生しないか要注意経過観察です、短期間で再発するようならアクスルシャフトの締結力不足やディスタンスカラーの変形などが考えられそうです。

おまけ。


破損したベアリングではありませんが、ハブとベアリングの嵌めあいが甘く、外輪が空回りしています。
この辺りの精度の低さも影響してるかもしれませんね。

プロジェクトS 施工 !

2021.08.15

Aliexpressで注文していたスポークがシンガポールから届きました。

ウラルで使用されているスポークは4.5mmの太さで規格で言うと7G(7ゲージ)です、独自規格でないのは幸いですが国内で4.5mmのぶっといスポークを手軽に買えるところが無く、結局個人輸入することになりました。

純ステンレススポークは錆びない利点はあるものの、靱性が低く強い衝撃でポッキリ折れてしまう事があります。
最近はスポーク用に調質されたステンレスであることが多いのですが、輸入したこの製品はSUS304とだけ書いてありスポーク用の素材を使っているのか不明でした。
そこで磁石を近づけてみると僅かに磁性があることを確認!
一応、スポーク用に調質された素材を使っているのではないかなぁと。

ニップルはアルミリムとの相性を考え真鍮合金をチョイス。
電食を起こさないためかどうやらそれがステンレススポークのセオリーみたい。

次にネック角の加工をします。
専用工具にセットしては曲げるだけの単純作業ですが、最初の調整には気を遣いました。
既存のスポークと同じ値に設定しても弾力で戻ってしまうため僅かに強めな角度を設定する必要があります、かといって強すぎると二度と元には戻りませんのでその塩梅が難しい。
うまく設定できればその後の作業は虚無ですがw


スポークの準備が出来たのでさっそく既存のスポークと組み替えます。
ほとんどのニップルとスポークは固着していて取り外すのに大変苦労しました、数本はスポークを切断して取り外す始末。

↑とりあえず1本だけ交換してみた様子、長さ・ネック角は丁度良い感じ。

真鍮ニップルも純正よりも小型かつ六角頭ではないのでチューブへの攻撃性も低そうな感じがします。

しかしながら純正より径が1mmほど小さいので強度が少し心配です、リム穴にも隙間出来ちゃいますね...
まぁ固定するのに問題はありませんが。

2013年式ウラルの場合、ディスクブレーキの前輪とドラムブレーキの後輪(側車輪)はスポークの長さが異なり長短2種必要です。

↑ ディスクブレーキのホイールには長いスポーク
↓ ドラムブレーキのホイールには短いスポーク

なお、ディスクブレーキ用のリムとドラムブレーキ用のリムはスポーク穴の角度が違うので組み替えることは出来ません。

その点、現行の全ディスクブレーキモデルはリムもスポークも全て同サイズなので合理的ですね、ニップルも六角頭ではなく丸形のヘックス穴が標準でついているみたいです。

↓ 古いモデルのニップルは加工精度がかなり低い

とりあえずステンレススポークの実用性を検証するために、側車輪とスペアには手を付けずにしばらく運用します。
何かあったときに走行不能になるとイヤですからね...

↑ 劇的ビフォーアフター。
ステンレススポークの輝きを眺めているだけで満足ですw

100kmくらいまではスポークの初期伸びを気にしつつ近所で試験走行をするつもり。

プロジェクトS 始動?

2021.07.27

さすがに8年も経つと色々な部品がやれてきます。
塗装下の錆などもチラホラ発生し、サビを剥がしてレタッチでごまかしますw

ファッションの基本は足下からと言われる?ように、最も車両を見窄らしく見せてしまうのはスポークのサビです。
スポークがピカピカなのとサビサビなのでは、印象が大きく異なります。
なるべく美観を損ねないよう頻繁に清掃しているつもりではありましたが、長期ツーリングなどでは手入れをする間もなく一気に劣化が進むことがあり、一昨年のロシアライドと昨年の東日本一周では海沿いをひたすら走った事も関係したのか、いつの間にかサビサビになってしまいました。

...とりあえず、いつスポークが折れても対応できるよう、販売店で予備を買ってきました。

入手したピカピカなスポークを眺めているとムラムラ湧いてくる1つの案。

「ステンスポークにすればいつまでもこの輝きが失われないのではないかしらん?」

気がつくと手元にある特殊工具!

スポークのサイズを測ったりして...

後のためにデータ化。

スポークホイールを組むこと自体は何度も経験がありさほど懸念はありませんが、ステンレススポークは鋼鉄製スポークにくらべ靱性に乏しく衝撃で折れるイメージがあるので、ホイールの負荷が高いサイドカーに使用して大丈夫なものか心配です。
実際、海外でもウラル用ステンスポークキットとか見たことありませんし...。

その辺の検証も含め、いつまでも美しく輝くStainless Spokeを目指すのが「プロジェクトS」です。
乞う御期待!

ギアオイル交換と試走

2021.06.12

昨年の東日本一周後に交換したイエローハットブランドのギアオイルが劣化したのかシフトフィールが渋くなってきた感じがするので交換することにしました。
最近気温が上がってきたのと関係するかもしれませんね。


ドレンのマグネットにはそれなりに鉄粉が付いているものの、オイル自体には透明度が残っており交換するのがちょっと勿体ない感じでした。

今回使用するオイルはコレ!

Gulf PRO GUARD Gear Oil 75w-90 GL5
LSDにも対応した比較的安いオイルです、Amazonのレビューも悪くはない感じ。


75wなので少し粘度が低めかなぁという気がしないでもありませんが、投入する作業性は上々です。

交換後、以前の場所から移転してリニューアルオープンしたナップスまで試走。

港北にあったころより距離的には遠くなりましたが、保土ケ谷バイパスを使えば時間的には新横浜の方が近いですね。

開店セールで混雑する中、サイドカーは少し離れた自動車用駐車場に行け!と言われると思いきや、わざわざ二輪用の場所にスペースを確保してくれました、有り難や。

さて交換したGulfオイルのフィーリングは至って普通でした。
あとは耐久性がどれほどあるかですね、まぁカストロールのUniversal 80W-90を入れておけばだいたい間違いない気がします、安いし。

ライダーズカフェ

2021.05.25

月刊更新すらままならず、さかのぼって更新する始末w

さて、最近(といっても1年ほど前)近所に出来たライダーズカフェ「Cafe Jack in the Box」に行ってきました。

以前WKRCでお世話になったCafe浄蓮のゆきねー(
@koitantan6634)さんが経営するお店みたい。

昼時だったのでランチのハンバーガーを注文。

ボリュームがあり値段もリーズナブルで満足です。

スイーツ系メニューも多く有り、個人的なお勧めは和三盆のフレンチトースト!

ともすれば家から5分程度でついてしまうぐらいの距離ですが、ツーリングの帰り道などにふらっと訪れて余韻を楽しむのも良いかもしれませんね!

ウラルのIoT化する!

2021.04.03

まずはこちらを見て頂きましょう。

音だけのフェイクじゃありませんよ、ホントに始動しています。

おそらくiPhoneからウラルを始動したのは世界初ではないでしょうか?(まぁこんなアホな事やる人はいないわなw)

タネを明かすとさほど難しい仕掛けではなく、ESP32というWiFi対応のマイコンを使ってスターターリレーを操作しているだけです。
インターネットに繋がる環境があれば世界中何処からでもウラルが始動できちゃいます♪

今回はお手軽にスターターを動かすだけの仕組みですが、やろうと思えばイグニッションキーの操作も出来ますし、油温、シリンダー温、回転数、速度、測位座標等々インターネット経由で自宅のサーバーに飛ばして記録する仕組みも作れちゃいます。

レトロチックなウラルもIoT化出来るという技術実証実験(おふざけともいう)なのでした。

ページ移動