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ウラルビレッジ

2025.11.16

毎年開催されているウラルビレッジのオーナーズミーティングに参加してきました。

ウラルやドニエプル、共産圏の乗り物が集まり情報交換と焼き肉などの宴で毎回盛り上がります!

一泊した翌日はウラルで秋深まる養沢を散策しました。

↑ 見事な紅葉!東京都内で見事なものが見られるとは!

以前から気になっていた神社にも参拝します。

↑ 境内に上がる階段がイイ、逆に境内から見下ろす我がウラルもイイ!

養沢は行き止まりの都道が一本だけ通るやや鄙びた集落ですが、思いのほか多くの見所があり楽しめます。
ヘルメットを被りしゃがんで進まねばならないような鍾乳洞だったり、手裏剣の投擲体験も出来る忍者屋敷だったり、ヤギを飼っている牧場なんかもあり一日たっぷり遊べますね。

 ↑ ヤギ牧場のエサやり体験。ヤギチーズも売っています。

いつも場所と機会を提供して下さるウラルビレッジの村長さんには感謝です!

タッチアップ

2025.11.08

愛車のメンテは洗車から!
洗車時に各部を見回すことで小さなトラブルを見つけることが出来ます。

我がウラルは新車購入から13年目に突入し遠目にはそこそこキレイな外観を保っているものの、近くで見ると細かいところのサビが目立って来ています。

特にロシアクオリティのウラルは塗装が弱く塗膜の下からサビが広がることもよくあります、溶接箇所や他の部品との接触面などもサビポイントですね...

というわけで、見つけたサビは広がる前にタッチアップしておきましょう。

↑ 地味な作業ですが、末永く維持するためには大事な作業です。

ウラルのタイヤ

2025.10.05

ウラルのタイヤにD608を常用していますが、リアとフロントの減りはそこそこ早いものの、側車輪に至っては負荷が低いためかほとんど減りません。
とはいえ2018年から履き続けているこのタイヤもそろそろ限界ですね...

↑経年によるヒビやタイヤ溝の深さも次回の車検に耐えられるレベルではないでしょう。

ロシアライドや下道日本一周でユーラシア大陸(極一部)や日本の沿岸を踏みしめた思い入れあるタイヤですがお別れの時期が来たようですw

D608の19インチは元々軽二輪のフロント用でウラルに使うのはまったく適していないのですが、5000円台で買え注文した次の日には届く入手性の高さでチョイスしていました。
しかし昨今の物価高でウラル標準のDUROとの値段差は極わずかです、敢えてこのタイヤを選ぶメリットは今やほとんどありません、次のタイヤどうしようかなぁ。

俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画3 組み込みとその後

2025.09.04

作成したクラッチレリーズを早速実車に取り付けました。

設計通り、純正よりも容易に差し込むことが出来かといってユルくもない絶妙なクリアランスです。
独立した溝にOリングを収めたのも正解だった様子。

↑まぁ外から見ても何が変わったかなんてわかりませんね...

クラッチの切れや繋がりに違和感を感じることはなく、いたって普通です、色々考えて設計&製作した割りにあまりも地味。


約ひと月ほど百キロ強走った頃合いで初期状態確認を実施。


Oリングからのオイル漏れや滲みもなく今のところ良好です。
一旦取り外して状態を目視確認するも、全く異常なし。

この先も要観察ですが、スラストベアリングとOリングが国内で手軽に入手出来るようになった安心感は格別です。

ひとまず「俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画」は大成功といって良いでしょう、やったね!

俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画2

2025.08.17

ミスミから部品が上がってきました!

当然ながら提出した図面通りの寸法。
切削痕などの加工傷はほぼ無く、ぶっちゃけ純正部品より見た目は良いです。


費用削減のためクラッチアーム逃げ止めのすり割りが未加工なので追加工します。

自作のCNCフライスで加工している様子↑
剛性不足で難しいかと思っていましたがSS400ならそれなりに削れるようで一安心。

予め用意しておいたベアリング・止め輪・Oリングをフィッティングしていきます。

↑ロッドチップの構造はこんな感じ。


↑組み立て完成図、3D CADの設計通りで満足な仕上がりです。

クラッチリリースシリンダーのOリング取り付け。

↑ こちらも設計通り、Oリングの潰し率10%強にうまく設定出来ました。

今のところ想定通りに部品が組み上がり順調です、次回装着!

俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画

2025.07.02

先日分解したクラッチレリーズ機構。
Oリングの潰し率が高く挿入しずらいためイライラするのは自分だけでは無いはず...。

2013年式のウラルではOリングを1つの溝に2つ使ったダブルリング仕様になっていますが、装着時に無理矢理押し込むと溝から逃げたり捩れたりすることがあり組み付け中に傷つけてしまうことがあります。
また、Oリングのサイズも国内で流通する規格では無く、特殊なサイズであるため純正品をメーカーから取り寄せねばなりません。
このご時世部品の流通も滞り気味でOリングのような消耗品はなるべく国内で調達したいところです。

ついでにウラルの隠れたウィークポイントの1つであるスローアウトベアリングも一般的な部品が使えるようにできれば良いなぁと。
標準ではSKFのBA7を使用していますがメーカー純正部品として入手すると8,000円ぐらいするのでこちらも国内で入手出来る汎用品にしたい!

これらの課題を克服し、メンテや消耗品の交換が簡単にできるように部品を再設計するのが「俺様が考えた最強のクラッチレリーズ計画」です!(大げさ)


-要件定義-
まずは使う部材を検討します。

・Oリング
可能ならそこらのホームセンターでも買えるP規格にしたい、しかしクラッチリリースシリンダーの径に合うサイズは線径が2.4mmになってしまうため、ミスミやモノタロウで入手しやすいAS568規格の製品からチョイスする。

・スローアウトベアリング
従来よりウラルのカスタムに使われているスラストニードルベアリングAXK0619を採用する。(中華品なら数百円で買える)

-設計-
使う部材に合わせてクラッチリリースシリンダーとロッドチップを3D CADで再設計します、とは言っても純正部品のサイズを正確に計測してそれを基準に少し改変するだけです。


↑ 部品構成図と断面図
クラッチリリースシリンダーはOリングの潰し率が10%強程度になるように溝を設計、独立した溝2本にすることで組み付けし易くする。
ロッドチップはベアリングの穴に合わせた軸にすると加工しろが取れないためネジ留めから止め輪方式に変更する。

-製作-
丸物は自宅の工作機械では作れないのでミスミのMeviyに依頼する、クラッチリリーススライダーのスリ割り部分を含めるとコストが上がるためそこだけ自分で加工する、これにより3,000円ぐらい単価が下がる。


すでにMeviyにデータを送ったので20日後の完成が楽しみ!

クラッチレリーズ点検

2025.06.28

最近クラッチの入り切りをしていると、エンジン付近からガラガラという振動を感じるようになってきました。
非常に微細な振動で走行に支障は無いのですが、この振動なんとなく身に覚えがあります。

と、いうことでクラッチレリーズ機構を分解して確認!

パーツリストで言うところの「ロッドチップ」に組み込まれたスラストベアリングが怪しいです。
すでに一度ベアリングの破損でSKFのBA7からハーレーダビッドソンのスローアウトベアリングに交換した経緯があるのですがそれが破損したのでしょうか?


↑ パッと見では問題なさそうですがよく見るとワッシャー(ベアリングレース)の表面がフレーキングを起こしています。
おそらくコレによって排出された金属粉や表面の荒れによって振動が発生しているのではないかと推測。

幸いベアリング自体が破損している形跡は無いので、ベアリングの清掃とワッシャーの面研で対処できそうです。

ニードルを使用したスラストベアリングは耐荷重自体は高いものの、内周と外周の径の違いから常にスリップしている状態であり、ワッシャーに掛かる負担が高いのかもしれませんね...。

カトラリー搭載

2025.05.24

年々暑くなるのが早くなり、5月下旬ともなると立ち寄ったコンビニでついついアイスを買ってしまいます。

↑ チョコミン党。

車上で食べるアイスは格別なのですが、タダで付けてくれる木製のスプーンでカチカチのアイスを食べるのは困難だったりします。
そこで一般的なカトラリーを船に常備してアイスに限らずちょっとした食事をまともな食器で食べられるようにする計画です。

100均などでコンパクトで使い勝手の良さそうなモノをチョイス!↓

分割式の箸も追加してコンビニの使い捨てカトラリーに頼らず食事が出来るようになりました、エコですね♪

特にスプーンは熱伝導率の高いアルミ製のアイス専用も入れてあります。

水が使えない環境でも使い終わった食器を拭き取れるようにウェットティッシュも常備してあります。

多少荷物が増えても全然気にならないのはサイドカーならでは!QOD(Quality Of Drive)爆上がりです。

トノカバーのアレ交換

2025.04.20

サイドカートノカバーのアレを交換します。
ウラルユーザーのほぼ100%が経験しているであろうゴムがビロビロに伸びて用をなさなくなるアレですw
※古いウラルのトノカバーはゴム留めではなく革製のタブだったりします。

 ↓伸びてビロビロになったアレ

中華仮想アキハバラことAli expressを検索するとそれらしい部品が見つかったので早速輸入しました。

 ↑ 一生分ありそうw

ゴム紐を挟み込んで閉じるだけですから特に難しい施工ではありませんが、ゴム紐の柔らかさと太さの兼ね合いが判らないので現物合わせで試すしかありません。

 ↑ 柔らかめのゴム紐なら3.5mm、硬めなら3mmぐらいが良さそう。
その硬め柔らかめの基準も曖昧なのですが...

ところで「伸びてビロビロになるアレ」ではさすがに困るので正式な名称を調べる事にします。

 ↑ よく見るとタブに刻印が!

ウラル純正品のタブには「YKK」「LE01STU」と刻印されており日本の大企業製であることが判ります。
LE01STUで調べるとYKK Americasのサイトがヒットしますね!
それによると「コードストッパー&コードエンド」という分類になっていますからそのように呼称すれば良いかと、実際これらのワードで検索にもヒットします。

まぁ、新しく買わずとも構造を理解して丁寧に分解すれば再利用することが可能です。

 ↑ ツメの部分に薄いカッターの刃などを差し込み少しこじれば簡単に開きます。

組み立て前の部品を見て構造を知った上での結果論ですがゴム紐だけ買えば良かったですねw

サイレントブロック交換

2025.03.02

先日やや変形していることを確認したウレタンゴム製サイレントブロックを交換しました。

 ↑外したショアA70(やわらかめ)のサイレントブロック

数年の使用では加水分解することなく問題なく使えることが判りました。
今度はフロント側と同じショアA90をリア側に入れて様子を見ることにします。

 ↑ショアA90のウレタンゴム製サイレントブロックを装着!
煩わしいゴムの圧入作業(実際には引き込みだけど)も慣れた物ですw

取り外したショアA70のウレタンゴムを再評価。
割と変形してますね...

この調子で検証続行していきますよ!

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